資産運用FAQ

資産運用を始める時に、必ず公的年金の話が出るのはなぜですか?

  • 定年退職時の年齢から、自分と配偶者が生きられる寿命までを「老後の期間」といいます。
    本来は、公的年金だけで老後の期間の生活費がまかなえるはずなのですが、少子化問題などにより、将来もらえる年金が減るといわれています。
  • これから老後を迎える人のほとんどが、老後の生活費が足りなくなると思います。
    資産運用の目的は、必要とされる資金を作り出すために行うのであって、その最大の目的の一つは老後資金といわれています。
    老後資金を計算する場合、最初に老後の期間全体にかかる支出を計算します。
  • 次に、それを補うための収入を計算します。この支出と収入の差額が必要資金なのです。
    ここで収入を計算する場合、足りるか足りないかは別として確実に入ってくる金額としてある程度あてにできるのが公的年金です。

    ですから、目標とする運用額に対して、確実な収入源である公的年金額を先に計算し、次に退職金や貯蓄を加え、さらにほかの収入があればそれを足して、それでも不足する分を運用していくことになります。

資産運用は早く始めるほどいいといわれますが、何歳から始めればいいでしょうか?

  • いつから資産運用を始めたらいいかという問いに対しては、早ければ早いほどいいと言うしかないです。
  • しかし、それには個人差があります。20代から30代の初めは、証券への投資よりも自分のキャリアのための投資のほうがはるかに大事でしょう。
    それは、将来、自分が稼ぎ出す所得に大きく影響してくるからです。人によっては、毎月数万円を貯蓄するよりも、キャリアのために数万円ずつ出費するほうが将来のためになると思うかもしれません。
  • ただ、少しでも余裕ができれば、計算上も長期投資の効果は歴然ですので、「時間」を味方にしてできるだけ早い時期に資産運用を始めたほうがいいでしょう。結婚や子供の誕生を機に始めるのもいいかもしれません。
なぜ、リスクを考える必要があるのですか。
  • チャート(時価の値動きの推移)を見れば、確かに時価が下がっている時に買い、上がった時に売れば、確実に儲けられると思えます。
  • しかし、その時点で、これから時価が上がるとか下がるとかを当てることは非常に難しいことなのです。チャート分析である程度の予想は可能な場合もありますが、それを継続的にしかも長期間予測して利益を確実に上げることは、プロでもなかなかできるものではありません。
  • また、売り時、買い時を誤ると、大きな損失を被ることがあります。そのためにリスクを予測して、できるだけリスクを軽減する方法をとる必要があります。ただし、予測というのは、あくまで確率によるものですので、確率どおりにリスクが避けられるものではないことに注意しましょう。